「蓄音機を楽しむ会(第73回)」SPコンサートご案内
日時 2022年6月26日(第4日曜日) 午後1時30分〜4時
場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F
投稿者: kobatoradio
音楽全体を流れるエネルギーが強烈◉臨場感 フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル モーツァルト・「ドン・ジョヴァンニ」
通販レコードのご案内名高いシエピのドン・ジョヴァンニ ― フルトヴェングラー盤の悪びれない堂々とした歌いっぷり(悪漢振り)は無類の名演だ。
通販レコードのご案内《独ニュー・ニッパー盤》DE EMI 153EX 29 0667 3 フルトヴェングラー モーツァルト・「ドン・ジョヴァンニ」
モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』は、最もフルトヴェングラーにこそふさわしい人間ドラマのオペラ。
不世出のドン・ジョヴァンニ役者チエザーレ・シェピは、最後の幕の有名な「地獄落ち」の場面で、「悔い改めよ!」と迫る騎士長に、「ノン、ノン、ノン!」と3度、4度と断固拒否を貫くのですが、双方の対決を支援する管弦楽の圧倒的な遅さと、圧倒的な咆哮の兇暴さは、前代未聞の凄まじさで、聴き手の脳天を震撼します。
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」は、ダ・ポンテの台本によるオペラ・ブッファなので、本来であれば喜劇です。けれども、モーツァルトはこの作品を「ドラマ・ジョコーソ」と呼びました。「ドラマ」が”悲劇”を表すのに対して「ジョコーソ」は”喜劇”の意味ですので、モーツァルトはこのオペラには悲劇と喜劇の両方を込めたという見方が自然です。何しろ、幕が上がるといきなり真暗闇の場面に始り、そして殺人が起きて、最後はドン・ジョヴァンニの「地獄落ち」の壮絶な場面で終わりますので、通常のオペラ・ブッファのイメージからはまるでかけ離れます。全体を覆っている暗さ、重さは、とても単純に喜劇と呼べるような作品ではありません。
しかしこの悠長とも思える遅く、重々しいテンポ。このオペラはプラハで初演されましたが、ウィーンで再演されたときにはモーツァルトがウィーンの聴衆の好みに合わせて改編を行ったのですが、出演歌手に力量のバラつきが有った為でもあるようです。
ですので、モーツアルトのスコアには、この「地獄落ち」で終わる版と、その後で6人が揃って「めでたしめでたし」と終曲を歌う2種がありますが、フルトヴェングラーは後者を演奏しつつも、このオペラの本質は「地獄落ち」の迫真性そのものにあることを見定め、だからこの遅いテンポをあえて設定したのだということが、オペラの肝心かなめのキーポイントを聴いてはじめて分かるのです。
残念ながら、フルトヴェングラーは1954年の11月に肺炎で亡くなっています。“1954年9月28日から10月6日まで「ワルキューレ」EMI録音をウィーンで行い、その後Gasteinへ耳の治療(右耳が聞こえにくくなっていた)へ赴き、Clarensへ戻る道中で風邪を引いた”、とあります。この風邪が命取りになるのです。(1954年8月3日ザルツブルク音楽祭でのライヴ録音)
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
- レコード番号
- 153 EX 29 0667 3
- 作曲家
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
- 演奏者
- チェーザレ・シエピ エリーザベト・シュヴァルツコップ エリーザベト・グリュンマー アントン・デルモータ オットー・エーデルマン エルナ・ベルガー ワルター・ベリー デジュー・エルンスター
- オーケストラ
- ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団
- 指揮者
- ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
- 録音種別
- MONO
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- DE(ドイツ)盤
通販レコード
オーダーは | 品番 / 34-22095 |
販売価格 | 6,600円(税込) |
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♥ニューアルバム「Empty Box」配信中 ― 自分がすごいミュージシャンなんじゃないかと勘違いしそうです
今回サウンドプロデュースをしてくれた佐藤信二氏は、わたしの音楽を、びっくりするほどかっこよく変化させてくれました。自分がすごいミュージシャンなんじゃないかと勘違いしそうです(笑)このアルバムは、ノリノリではありませんが、きっと皆さまに寄り添う音楽たちになっていると思います。是非、たくさんの方に聴いていただきたいです。本当に、すっごい音です。
♣母との思い出を増やすコロナ禍 ― アナログレコードの文化を守る OYAG SOUND 店主のノート
世間のコロナ禍をよそに、母は介護施設のディサービスに通い穏やかに過ごしているが、ディサービスに行くことを学校に行くと言う。天気の悪い日は遠足があるのにと残念がる。ケアマネジャーにその話題をすると、以前は天気の良い日に施設の職員が近所の公園に連れて行くということがあったようだが、このコロナ禍。きっと退屈でディサービスの日を遠足と思い込んでいるようだ。どこかに連れて行ってあげようと、嫌がる母を説得してレンタルした車椅子に乗ってもらい近所を一回りしてみた。おそらく母はここ2年ほどこの風景を見ていないはずで、感想を聞いてみると「さあ・・・」というが、その表情は明るい。おそらく母は桜を見ても翌日まで覚えていないだろう、それも良いかと思う。そうやって母との思い出を増やすコロナ禍である。
五福公民館で戦前戦中のSPレコードを蓄音機で楽しむ鑑賞会を行っています◉第73回蓄音機を楽しむ会のご案内
「蓄音機を楽しむ会(第73回)」SPコンサートご案内
日時 令和4年6月26日(第4日曜日) 午後1時30分〜4時
場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F
◆細菌、飛沫ウイルスなど空気中の微細物質を防ぐ ― 《不織布サージカルマスク》抗菌や防塵に効果的な三層構造の不織布マスク
抗菌や防塵に効果的な、三層構造の使い捨て不織布マスク ― 50枚入り1箱 レギュラーサイズ(17.5cmx9.5cm) 大人用サージカルマスク 中国で中国の友人と共同運営している会社があり、そこから販売用にサージカルマスクを仕入れています。箱入りをそのまま送ると輸送中に箱潰れなど事故が起こりやすいので、パッケージと中身を別々に送り、弊社で箱詰めしないとダメなんですね。事前にメーカーや商品の品質をしっかりチェックしていましたので、品質は問題ありませんね。
ベテランの味◉ネッロ・サンティ指揮パリ音楽院管◯ヴォルフ=フェラーリ・マドンナの宝石組曲〜管弦楽曲集
1931年生まれのネルロ・サンティは今も御健在のイタリアの巨匠で、オペラのスペシャリストとして知られます。日本ではNHK交響楽団への客演で見せる巨体でおなじみ。本盤はデッカ・ステレオ初期SXL2000番代でも屈指のオーディオファイル盤。イタリアオペラの聴きどころをウォルフ-フェラーリ編曲、無骨なまでの力強さと繊細な詩情が息もつかせず展開する音作りはまさに衝撃的です。
【収録曲】
歌劇 ≪スザンナの秘密≫ 序曲
歌劇 ≪町の広場≫ 間奏曲
歌劇 ≪町の広場≫ リトルネッロ
歌劇 ≪愚かな女≫ 序曲
歌劇 ≪四人の気むずかし屋≫ 前奏曲
歌劇 ≪四人の気むずかし屋≫ 間奏曲
組曲 ≪マドンナの宝石≫ 第1曲: 民衆の祭り
組曲 ≪マドンナの宝石≫ 第2曲: 間奏曲
組曲 ≪マドンナの宝石≫ 第3曲: セレナータ
組曲 ≪マドンナの宝石≫ 第4曲: ナポリの踊り
♪平成版名曲新百選◉思い出がある流行歌、令和に受け継ぐ歌謡曲。あなたが薦める昭和の名曲を投票して下さい。
「蓄音機を楽しむ会(第73回)」SPコンサートご案内
日時 2022年6月26日(第4日曜日) 午後1時30分〜4時
場所 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F
永遠の定番 モーツァルトを得意としているPHILIPSレーベルから イングリット・へブラーの名盤〜ソナタ、協奏曲
イングリッド・ヘブラーほど、その主要 レパートリーをモーツァルトに特化して演奏をし続けているピアニストは稀であるといえ よう。彼女自身モーツアルトと同じ墺太利出身と云うことも関係しているのかもしれません。音楽性と技巧をひたすらモーツァルトの音楽に奉仕させるという姿勢を貫いている。その潔さとあくまでも古典派の音楽へのアプローチとしての自由自在な表現が円熟期を迎えた彼女の到達しえた解釈なのだろう。ただここでのモーツァルトは決して枯淡の境地的なものではなく、むしろ清冽な響きで奏でた瑞々しい音楽が印象的だ。録音は素晴らしい、永遠に定番として君臨すると思います。
ニューアルバム「Empty Box」配信中 ― 自分がすごいミュージシャンなんじゃないかと勘違いしそうです
今回サウンドプロデュースをしてくれた佐藤信二氏は、わたしの音楽を、びっくりするほどかっこよく変化させてくれました。自分がすごいミュージシャンなんじゃないかと勘違いしそうです(笑)このアルバムは、ノリノリではありませんが、きっと皆さまに寄り添う音楽たちになっていると思います。是非、たくさんの方に聴いていただきたいです。本当に、すっごい音です。