【蓄音器の音】これは何でしょうか – 第279回蓄音器でレコードを楽しむコンサート《沖縄音楽特集》レポート①

夏休みになったばかりで熊本博物館は子供たちがいっぱい。7月例会、第279回蓄音器でレコードを楽しむコンサートは沖縄から講師として、山城政幸さんが解説者の小浜司さんと三味線演奏家の牧野晃明さんをおつれくださいました。生憎夏休み最初の日曜日でしたから館内はイヴェント盛りだくさん。いつもの会場が使えなくて、プラネタリウム前の展示スペースでのコンサートになりました。

吹き抜けスペースでのコンサートとなりましたので音響は結構響きました。SPレコードの再生音や三味線の演奏は随分広く聴こえていたという事でした。意外だったのは解説の間は聴こえることはなかったそうで、「合間合間が長く静かでしたね」と一番近い特別展示室で"九州新幹線全線開業記念事業 サンゴ礁の化石たち"の展示担当者の方から聴く事が出来ました。

コンサート中は感じませんでしたけれども確かに録音を聞き返すと反響が大きいものでした。マイクを通しての解説は良く聴き取れますが、音楽は多少残響が大きい。それが臨場感には成りましたがオープンスペースなので子供の声なども録音されています。牧野晃明さんの三味線の演奏もムービー撮影しています。

コンサートの様子を分かって頂ける好機になればと期待しています。8月、9月は第279回蓄音器でレコードを楽しむコンサートの様子を録音とムービーで整理していきます。