モダン楽器のよさを満喫◉ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管 バッハ・ブランデンブルク協奏曲 第3、5番

ドイツの伝統を踏まえたバロック音楽の演奏としては無視できない内容だ。

GB DECCA SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブルク協奏曲3,5番

ブランデンブルク協奏曲第5番は第1楽章のフルートに柔らかく暖かい弦がらみながらのゆったりとした流れに、この曲の良さを実感します。
 第2楽章での、フルートの寂寥感に暖かいヴァイオリンのコントラスト、支えるチェンバロのトリオが味わい深く、そして、第3楽章の非常に明快なフーガが展開されていく様子は聴いていて実に心地よいです。
 ミュンヒンガーの《ブランデンブルク協奏曲》は、しっかりとした音の輪郭、そして弦楽器のつやのある音色。それに手ごたえのある音のアンサンブルが、何よりも心地よく響いてくる。
  • GB DECCA SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブルク協奏曲3,5番
  • このミュンヒンガーの演奏はバロック音楽が大人気になるきっかっけを作ったとして有名、非常にリズムがしっかりしており、骨太でな音楽です。たっぷりの安定感で、ひたすらしっかりとしています。まるで、ずっしりとした大木がぐいっとパワフルに生えているような、ゆるぎのない素晴らしい演奏となっています。
また、弦楽パートを中心とした楽器の音色は、かなり明るめで、加えて、この演奏にはそれほどの深刻さがありません。つまり、音楽を聴いて何かを深く考えてしまうということとは無縁の演奏のタイプです。
言い換えればミュンヒンガーの《ブランデンブルク協奏曲》は非常にかっちりとしたスキの無い、安定感に満ちた演奏。そして、それほど心に響くようなものではなく、それでいて各楽器は極めて美しく鳴り響いていて素晴らしい。
 素晴らしく美しく響いている。これが物足りないようなときもありますが、それでもいつの間にかバッハの世界に浸りこむことには抵抗の出来ない魅力の力でしょう。
(1) record date:1958年10月
(2) record session:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
(3) p&e:ジェームズ・ウォーカー
(4) addition:優秀録音、名盤

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

品番
34-22206
商品名
GB DECCA SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブルク協奏曲3,5番
レコード番号
SWL8001
作曲家
ヨハン・セバスティアン・バッハ
オーケストラ
シュトゥットガルト室内管弦楽団
指揮者
カール・ミュンヒンガー
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB DEC SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブル…
GB DEC SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブル…

"ORIGINAL RECORDING BY THE DECCA"WIDE BAND WITH GROOVED ED1, STEREO (80g)10inch盤, Release 1959, Stamper 2M/2M。

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
EX++
製盤国
GB(イギリス)盤


現代的な感覚に裏打ちされた整然たる演奏で、その骨格のしっかりした造形の美しさと緻密なアンサンブルは抜群のものである。1958年10月の音響の良いヴィクトリア・ホールでの録音。独奏者にクロツィンガー(ヴァイオリン)、コッホ、アゾネ(ヴィオラ)、ヴァルヒャ(チェロ)、グラス、フルードリッヒ・メス(フルート)、レヒナー(ハープシコード)。

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダー番号34-22206
  • 通常価格3,850円(税込)

Continue reading "モダン楽器のよさを満喫◉ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管 バッハ・ブランデンブルク協奏曲 第3、5番"

今でもスタンダードな解釈★シェリング、ヘンデル指揮シカゴ響☆ラロ・スペイン交響曲

通販レコードのご案内名手シェリングがステレオ初期に RCA に録音した若き日の名演。スペイン情緒はそんなにないにしても艶やかな音で楽しませてくれる。

IT RCA KV119 シェリング ラロ・スペイン交響曲《RCA VICTROLAシリーズの初期プレス盤》IT RCA KV119 シェリング ラロ・スペイン交響曲 シェリングの音色は、とてもみずみずしく、のびのびしていて極めて美しい。美音の持ち主は往々にして自らの音の美しさに浸りきった演奏をしがちであるが、シェリングの演奏は調和が取れていて純粋・明瞭かつ客観的であり、耽美的な要素はない。この録音から聞き取ることができるのは、シェリングの技巧の完璧さと音のニュアンスの幅広さ、そして音楽の美しさである。
 シェリングを退屈なヴァイオリニストという意見が一部にありますが、いえいえそういうことはありません。ここで聴かせるシェリングは充分に情熱的で情緒にも何の不足もありません。そのヴァイオリンの音は艶やかに歌い上げますが一切不足にならないところが流石です。
 シェリングの演奏が厳しいとか精神性が高いと評されることがあるのは、音の美しさに浸りきった演奏をしないことに由来するのだと思う。和音の処理が見事なことである。随所に出てくる和音を、まるでオルガンで演奏しているかのように演奏することは生易しいことではないはずだ。また、シェリング特有の上から下に弾く和音によってリズムが躍動するのも好きだ。次に、音のニュアンスが幅広い点も気に入っている。シェリングの演奏上歴史に名を残す独 DGG に入れたバッハの無伴奏全曲聴けば、全て納得頂けると思います。本盤は、そのバッハをラロに移し変えたような快演。
 録音、演奏共に極めて優秀と断言できます。

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

品番
34-7154
商品名
IT RCA KV119 シェリング ラロ・スペイン交響曲
レコード番号
KV119
作曲家
エドゥアール・ラロ
演奏者
ヘンリク・シェリング
オーケストラ
シカゴ交響楽団
指揮者
ワルター・ヘンデル
録音種別
MONO

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
M-
製盤国
IT(イタリア)盤

優秀録音、名盤。

清潔で芯の通った美しい音色と卓越した技巧を兼ね備え、作品の核心に肉薄しようとする深い精神性を感じさせるシェリングの演奏は、今でもスタンダードな解釈として数多くの音楽ファンを魅了しています。RCA VICTROLAシリーズの初期プレス盤。

販売レコードのカバー、レーベル写真

IT RCA KV119 シェリング ラロ・スペイン交響曲 IT RCA KV119 シェリング ラロ・スペイン交響曲

VICTROLA DARK MAGENTA WITH SILVER LETTERING, MONO 1枚組(150g)。

通販レコード

詳細の確認、特別価格での購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダー番号34-7154
  • 特別価格1,760円(税込)
  • 通常価格2,200円(税込)


Continue reading "今でもスタンダードな解釈★シェリング、ヘンデル指揮シカゴ響☆ラロ・スペイン交響曲"

ゴツゴツした肌触りの異形*ホーレンシュタイン ウィーン・プロ・ムジカ管 ヤナーチェク・シンフォニエッタ&タラス・ブーリバ

1925年5月2日、南ボヘミアのピーセクの広場に近いソコル体育館で、ヤナーチェクは自作のヴァイオリン・ソナタ、「消えた男の日記」、「ラシュスコ舞曲」を演奏した。その際、パソフスキー(1882~1952)指揮する、第11歩兵連隊「パラツキー」軍楽隊の演奏を聴く。昔ながらの服装で、ソロの時は起立して吹く楽士たちのファンファーレに、ヤナーチェクは深い感銘を受けた。これが機会となり、翌年にソコル体育団体のフェスティバル用にファンファーレ作曲を、リドヴェー・ノヴィニ紙編集局から依頼されひと月で完成した。ヤナーチェクはこの作品が“ソコル・シンフォニエッタ”と呼ばれるのを嫌い、“軍隊シンフォニエッタ”だ、と主張していた。彼の愛国心は、『タラス・ブーリバ』など第一次世界大戦中の作品に反映されており、祖国独立後の1923年9月15日には、“わが国軍に寄す”という短いコラムすら書いている。曲は「イントラーダ」を冒頭に置く、アレグロ、アダージョ、スケルツォ、フィナーレという、4楽章のほぼ三部形式の「交響組曲」で、内容は『タラス・ブーリバ』の姉妹編と言える。この作品について作曲者は語っている。『・・・それから私が見たのは、奇跡的な変貌を遂げたこのブルノの町です。陰鬱な市庁舎、深みから悲鳴の聞こえてくる、かつては牢獄だったシュピルベルクの丘、通りや群衆などへの嫌悪が、私から消えたのです。奇跡のように自由が呼び出され、町の上に輝く・・それが1918年10月28日の祖国再生。私はその中に私自身の姿を見ました。私は祖国に属している。そして勝利のトランペットの咆哮。エリシカ王妃の建てた修道院の聖なる静けさ、夜の影、緑の丘の吐息、栄えゆく町ブルノの壮大さ。これらすべてが、私に“シンフォニエッタ”を書かせたのです」。

「威風堂々」だけでなく艶めかしい名曲もある★カンポーリ、ボールト指揮ロンドン響☆エルガー・ヴァイオリン協奏曲

カンポリの官能的な歌心が横溢する名演。名盤DECCA LXT5014のKONDONレーベル版、英国プレスのモノラル・フラット初出盤です。両面に擦れ跡が各1本あるものの、ノイズ影響なしです。

語り継がれていく名盤 聴き手の心を震わせる、ヨハンナ・マルツィの誉れ高き名盤 随所に女流らしい味わいがある。

マルツィの代表的な名盤で、英COLUMBIA盤はコレクターズ・アイテムとして有名な高額盤。このANGEL盤は英国プレスでジャケットのみ米国で作られています。値段はCOLUMBIA盤よりかなりリーズナブルです。

バッハは神をほんとうに信じていた*カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管 バッハ・ロ短調ミサ

カール・リヒターの代名詞的録音のひとつ、J.S.バッハの4大宗教曲から、ミサ曲ロ短調。現代楽器を用いた20世紀バッハ演奏のメルクマールたる名盤です。ALLE HERSTELLER、ボックス背表紙「逆文字」の最初期盤です。

真空管アンプで楽しみたい名曲名盤レコード〜オリンピックなら金メダル級のデッカ・ロンドンのベスト100 定番16〜20

キングレコード社時代推移:出版社講談社(当時・大日本雄辯會講談社)の音楽部門として1931年に発足。1951年にキングレコード株式会社として独立。1954年英デッカ原盤LONDONレーベルによるffrrモノ第1回LP発売。1959年英デッカ原盤LONDONレーベルによるFFSSステレオ第1回LP発売。1981年英デッカがポリグラムの傘下入、同社原盤ロンドンレコード(後にポリドール・レコードに吸収合併)移行。永年の検証の結果、1971年まで150g以上重量盤「FFSS溝有」1972年以降130g前後盤「FFSS溝無」これの「オリジナル盤」有ることから無碍には出来ません。

❐細菌、飛沫ウイルスなど空気中の微細物質を防ぐ《不織布サージカルマスク》抗菌や防塵に効果的な三層構造の不織布マスク

抗菌や防塵に効果的な、三層構造の使い捨て不織布マスク ― 50枚入り1箱 レギュラーサイズ(17.5cmx9.5cm) 大人用サージカルマスク 中国で中国の友人と共同運営している会社があり、そこから販売用にサージカルマスクを仕入れています。箱入りをそのまま送ると輸送中に箱潰れなど事故が起こりやすいので、パッケージと中身を別々に送り、弊社で箱詰めしないとダメなんですね。事前にメーカーや商品の品質をしっかりチェックしていましたので、品質は問題ありませんね。

永遠の定番ピックアップ マルケヴィッチ、ヘブラー、セルの入魂の名演 わたしたちは過去の遺産の恩恵を享受している

セルゲイ・ディアギレフはロシアの芸術プロデューサーで、ニジンスキーを擁した伝説のバレエ団「バレエ・リュス」の創設者として歴史に名を残しています。ストラヴィンスキー「火の鳥」や「春の祭典」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」など数多くの委嘱作品を世に送り出し、バレエを総合芸術に高めた偉人です。そのディアギレフの晩年に若きマルケヴィッチは薫陶を受けており、バレエ・リュスとゆかりの深いモンテカルロ管を率いて収録した本作に対する思い入れは特別なものがあったでしょう。ロシア音楽を得意とするマルケヴィッチがあえてフランスのバレエ作品だけをセレクトした通好みの2枚組です。

モダン楽器のよさを満喫◉ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管 バッハ・ブランデンブルク協奏曲 第3、5番

ドイツの伝統を踏まえたバロック音楽の演奏としては無視できない内容だ。

GB DECCA SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブルク協奏曲3,5番

ブランデンブルク協奏曲第5番は第1楽章のフルートに柔らかく暖かい弦がらみながらのゆったりとした流れに、この曲の良さを実感します。
 第2楽章での、フルートの寂寥感に暖かいヴァイオリンのコントラスト、支えるチェンバロのトリオが味わい深く、そして、第3楽章の非常に明快なフーガが展開されていく様子は聴いていて実に心地よいです。
 ミュンヒンガーの《ブランデンブルク協奏曲》は、しっかりとした音の輪郭、そして弦楽器のつやのある音色。それに手ごたえのある音のアンサンブルが、何よりも心地よく響いてくる。
  • GB DECCA SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブルク協奏曲3,5番
  • このミュンヒンガーの演奏はバロック音楽が大人気になるきっかっけを作ったとして有名、非常にリズムがしっかりしており、骨太でな音楽です。たっぷりの安定感で、ひたすらしっかりとしています。まるで、ずっしりとした大木がぐいっとパワフルに生えているような、ゆるぎのない素晴らしい演奏となっています。
また、弦楽パートを中心とした楽器の音色は、かなり明るめで、加えて、この演奏にはそれほどの深刻さがありません。つまり、音楽を聴いて何かを深く考えてしまうということとは無縁の演奏のタイプです。
言い換えればミュンヒンガーの《ブランデンブルク協奏曲》は非常にかっちりとしたスキの無い、安定感に満ちた演奏。そして、それほど心に響くようなものではなく、それでいて各楽器は極めて美しく鳴り響いていて素晴らしい。
 素晴らしく美しく響いている。これが物足りないようなときもありますが、それでもいつの間にかバッハの世界に浸りこむことには抵抗の出来ない魅力の力でしょう。
(1) record date:1958年10月
(2) record session:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
(3) p&e:ジェームズ・ウォーカー
(4) addition:優秀録音、名盤

通販レコード詳細・コンディション、価格

プロダクト

品番
34-22206
商品名
GB DECCA SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブルク協奏曲3,5番
レコード番号
SWL8001
作曲家
ヨハン・セバスティアン・バッハ
オーケストラ
シュトゥットガルト室内管弦楽団
指揮者
カール・ミュンヒンガー
録音種別
STEREO

販売レコードのカバー、レーベル写真

GB DEC SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブル…
GB DEC SWL8001 ミュンヒンガー バッハ・ブランデンブル…

"ORIGINAL RECORDING BY THE DECCA"WIDE BAND WITH GROOVED ED1, STEREO (80g)10inch盤, Release 1959, Stamper 2M/2M。

コンディション

ジャケット状態
EX
レコード状態
EX++
製盤国
GB(イギリス)盤


現代的な感覚に裏打ちされた整然たる演奏で、その骨格のしっかりした造形の美しさと緻密なアンサンブルは抜群のものである。1958年10月の音響の良いヴィクトリア・ホールでの録音。独奏者にクロツィンガー(ヴァイオリン)、コッホ、アゾネ(ヴィオラ)、ヴァルヒャ(チェロ)、グラス、フルードリッヒ・メス(フルート)、レヒナー(ハープシコード)。

通販レコード

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
  • オーダー番号34-22206
  • 通常価格3,850円(税込)
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=22206

Continue reading "モダン楽器のよさを満喫◉ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管 バッハ・ブランデンブルク協奏曲 第3、5番"