通販レコードのご案内キャリア絶頂期のビクトリア・デ・ロス・アンヘレスは官能的ながら可憐さも併せ持つ魅力的なカルメン。
《英モノクロ切手ドッグ盤》GB EMI SLS5021 トーマス・ビーチャム ビゼー・カルメン 当時キャリアの絶頂期にあったビクトリア・デ・ロス・アンヘレスの官能的で繊細なカルメン役がなんとも魅力的で、これならば生真面目なドン・ホセ ― ハマリ役のニコライ・ゲッダが手玉に取られるのも十分に納得できるという味の濃さ。ビーチャムの指揮も起伏に富み、山あり谷ありのドラマの面白さを堪能させてくれます。
エルネスト・ギローによるオーケストラ伴奏レツィタティーヴォが印象的な、往年の『カルメン』が楽しめる演奏。マリア・カラスの毒婦っぷりとはまた違った表現で、こちらの上品なカルメンが好きな人も多いと思います。名演奏・名盤です。
- ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:カルメン)
- ニコライ・ゲッダ(テノール:ドン・ホセ)
- エルネスト・ブランク(バリトン:エスカミーリョ)
- ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ:ミカエラ)
- ドニーズ・モンテイル(ソプラノ:フラスキータ)
- ジャン=クリストフ・ブノワ(バリトン:ダンカイロ)
- ミシェル・アメル(テノール:レメンダート)
1958~1959年パリ、サル・ワグラム録音。
通販レコード詳細・コンディション、価格
Georges Bizet – Victoria De Los Angeles, Nicolai Gedda, Janine Micheau, Ernest Blanc . Sir Thomas Beecham – Carmen, EMI – SLS5021
プロダクト
- レコード番号
- SLS5021
- 作曲家
- ジョルジュ・ビゼー
- 演奏者
- ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス ニコライ・ゲッダ エルネスト・ブランク ジャニーヌ・ミショー ドニーズ・モンテイル ジャン=クリストフ・ブノワ ミシェル・アメル
- オーケストラ
- フランス国立放送管弦楽団
- 指揮者
- トーマス・ビーチャム
- 録音種別
- STEREO
"W&B STAMP DOG" WITH BLACK LETTERING, STEREO 3枚組(110g/120g/110g),Release 1960, Stamper 20/23 18/24 18/13。
キャリア絶頂期のビクトリア・デ・ロス・アンヘレスは官能的ながら可憐さも併せ持つ魅力的なカルメン。マリア・カラスの毒婦っぷりとはまた違った表現で、こちらの上品なカルメンが好きな人も多いと思います。ビーチャムの指揮も起伏に富んだ素晴らしい演奏で盛り上げています。共演陣はフランス・オペラを得意とした歌手・オーケストラ揃いで、当時の英EMI社の意気込みが感じられます。3版にあたる白黒切手は、音質も良く値段もこなれてお買い得。
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
通販レコード
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- オーダー番号34-25832
- 販売価格5,500円(税込)
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=25832
ウォルター・レッグは、EMI社初のステレオ盤カルメンに、カラヤン、カラス、ビョルリンクというキャストを考えていたらしい。しかしこうして聴いてみるとまずビーチャムの余裕の指揮振りが余人もって代え難い魅力がある。個人的なことですが、このカルメンを聴いてビーチャムのファンになりました。
まだカラス&プレートル盤が出る前なので影響は受けないが、毒婦・娼婦としてのカルメンはカラスがピッタリのハマリ役だ。ロス・アンヘレスには毒婦・娼婦のイメージは似合わない。自由で軽やかな精神を抱き、自由に生きる誇りと品格を持った、ひとりの魅力的な女性カルメンだ。
ロス・アンヘレスの歌声には、高い気品がそこはかとなく香り、カラスのような男を惹きつけるのは力ずくの仰々しい野性的な歌唱は無い。カルメンにしては優し過ぎるとさえ感じる人もいるだろうが、ロス・アンヘレスの本質が表れている録音のひとつだと思っている。
ロス・アンヘレスはモノ盤ですが、既にラ・ボエームで共演して気心の知れたビーチャム指揮のもと、エレガントで、カルメンにふさわしい音楽を創り上げている気がします。共演陣はフランス・オペラを得意とした歌手・オーケストラ揃いで、当時の英EMI社の意気込みが感じられます。
パリの体育館と揶揄されるサル・ワグラムでの録音ですが、この体育館は実に音響効果が素晴らしい。このステレオ盤、今回はモノ盤と入念に聴き比べ致しましたが、別々の録音セッションだったと思いを新たにいたしました。
まだカラス&プレートル盤が出る前なので影響は受けないが、毒婦・娼婦としてのカルメンはカラスがピッタリのハマリ役だ。ロス・アンヘレスには毒婦・娼婦のイメージは似合わない。自由で軽やかな精神を抱き、自由に生きる誇りと品格を持った、ひとりの魅力的な女性カルメンだ。
ロス・アンヘレスの歌声には、高い気品がそこはかとなく香り、カラスのような男を惹きつけるのは力ずくの仰々しい野性的な歌唱は無い。カルメンにしては優し過ぎるとさえ感じる人もいるだろうが、ロス・アンヘレスの本質が表れている録音のひとつだと思っている。
ロス・アンヘレスはモノ盤ですが、既にラ・ボエームで共演して気心の知れたビーチャム指揮のもと、エレガントで、カルメンにふさわしい音楽を創り上げている気がします。共演陣はフランス・オペラを得意とした歌手・オーケストラ揃いで、当時の英EMI社の意気込みが感じられます。
パリの体育館と揶揄されるサル・ワグラムでの録音ですが、この体育館は実に音響効果が素晴らしい。このステレオ盤、今回はモノ盤と入念に聴き比べ致しましたが、別々の録音セッションだったと思いを新たにいたしました。
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入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。